合同会社の売却ってどうやるの?買い手を見つけるの大変そう…。
M&Aマッチングサイトって安全なのかしら?
そういう人のために、僕が今まで利用してきた「おすすめのM&Aマッチングサイト」を5個紹介します。
今まで複数の合同会社や個人事業を売ったり買ったりしてきた僕が、独断と偏見で書きますので、くれぐれもご利用は自己判断でお願いします!
それではお付き合いください!
M&Aマッチングサイトおすすめ5選
TRANBI(トランビ)
運営会社 | 株式会社トランビ |
ユーザー数 | 116,700名 |
累計案件数 | 10,000件以上 |
手数料 | 売り手・・・無料 買い手 ・TRANBIベーシック・・・3,980円/月 ・TRANBIビジネス・・・9,800円/月 ・TRANBIエンタープライズ・・・19,800円/月 ※売り手買い手とも成約手数料なし |
特徴 | ・公的証明書等の登録が必須。取引に際しての信頼感が高い ・個人事業主から上場企業まで幅広い利用者層 ・業務提携、資本提携、資金調達、人材交流も可能 ・売り案件の平均申込数は約15件以上 ・未経験者によるM&A成約率は約75% |
TRANBI(トランビ)は、僕がいちばんオススメしたいM&Aマッチングサイトです。
個人事業主でも法人でも利用できます。
ゼロ円の極小案件から50億超の大型案件まで幅広く掲載されていて、M&A市場動向をリサーチするのにも参考になります。
僕はサイトが公開された頃からお世話になっています。
いまだに案件が玉石混合というのがデメリットですが、
案件自体は見やすいですし、何より、成約手数料が完全無料というのが魅力ですね。
僕はトランビで「売り」も「買い」も経験したよ!
スピードM&A
運営会社 | 株式会社日本経営研究所 |
登録数 | 11,000件以上 |
案件数 | 2,800件以上 |
手数料 | 売り手・・・無料 買い手・・・成約時の譲渡額に応じた成功報酬型 |
特徴 | ・個人事業主から上場企業まで幅広い利用者層 ・買い手からのオファーが中心 ・チャット機能で操作が簡単 ・成約スピードに自信。平均3ヶ月以内 ・買い手の最低手数料20万円と業界最安レベル |
スピードM&Aも機能がシンプルで使いやすいマッチングサイトです。
基本的にチャットでやりとりができ、秘密保持契約や資料の添付なども手軽にできます。
とくに、複数の交渉相手それぞれの進捗管理が一覧で見れるのがいいですね。
スピードM&Aは「売り」で使ってみたよ!登録してすぐにオファーがあったからアクティブユーザーが多い印象があるよ!
M&Aサクシード
運営会社 | 株式会社M&Aサクシード |
案件数 | 3,900件以上 |
累計譲渡案件数 | 14,100件以上 |
手数料 | 売り手・・・完全成功報酬制 買い手・・・完全成功報酬制 |
特徴 | ・完全審査制で法人向け ・サポートが手厚い ・買い手企業から直接オファー届く |
M&Aサクシードは、「ビズリーチ」でおなじみのビジョナル株式会社のグループ会社です。
個人事業は登録できず、法人だけの会員制になっています。
M&Aに積極的な買い手企業に、売り手企業から直接アプローチをかけられる機能が特色です。
成約した売り手企業のうち、55%が年商1億円以上、成約した買い手企業のうち、70%が年商10億円以上と公表されていることから、
中規模以上の法人向けと言えますね。
ちなみに、それまで売り手企業は完全無料だったのが、成果報酬型に変わるそうです。
質の高いサービスを求める中規模法人にはオススメです。
M&Aクラウド
運営会社 | 株式会社M&Aクラウド |
累計譲渡企業数 | 7,500件以上 |
累計譲受企業数 | 480社以上 |
手数料 | 売り手・・・無料 買い手・・・成功報酬制 |
特徴 | ・M&A仲介業者の登録なし ・売り手、買い手の直接交渉のみ ・資金調達、出資や業務提携にも対応 ・自社アドバイザーのサポート付き |
【M&Aクラウド】 は、法人だけではなく個人事業主でも登録可能です。
業界初の募集型M&Aプラットフォームで、買い手がM&A・出資ニーズ、投資実績、独占インタビューなどを公開できることが特長です。
そのため、売り手は実名で登録されているニーズに、積極的に売り込むことができます。
専任のアドバイザーがサポートしてくれるのも特長だよ。
Batonz(バトンズ)
運営会社 | 株式会社バトンズ |
案件数 | 常時10,000件以上 |
譲受企業(者)数 | 160,000社(者)以上 |
手数料 | 売り手・・・成約報告で無料 買い手・・・成約価額の2% ※上位プランあり |
特徴 | ・日本M&Aセンターグループ ・利用者と案件が多い ・売り手に平均16件以上オファー ・成約スピードの早さ ・専門スタッフのサポート付き |
Batonz(バトンズ)は、創業30年以上の歴史ある「日本M&Aセンターグループ」のグループ企業が運営するサイトで、国内最高レベルの成約実績を誇ります。
専門スタッフが無料で支援してくれるだけでなく、有料で企業調査をしてくれるバトンズDD(デューデリジェンス)、買取後のリスクを下げるためのM&A保険などのサービスも用意されています。
僕が今度利用してみたいマッチングサイトだよ!
自分に合ったM&Aマッチングサイトを探す方法
ここで紹介した5個のサイト以外にも、たくさんのM&Aマッチングサイトがあります。
でも、やたらめったら登録すると、いろんなサイトのいろんな人からオファーが届いて混乱してしまいます。
「数打ちゃ当たる」作戦はダメ!
では、自分にぴったりなM&Aマッチングサイトを見つけるには、どのような点に注目すればよいのでしょうか。
同業種の案件数が多いか
サイトによって得意とする業種にある傾向があるため、それを押さえて取捨選択するとよいです。
とくに、同業種とのマッチングを希望している場合、その業種に特化したサイトや案件数が多いサイトを選ぶと効率的です。
成約数が多いか
マッチングサイトは、売却案件の数や買い手側企業の数が多いことが大切です。
売却案件数が多いサイトには、買い手が注目して集まりやすいため、売り手買い手両方の登録数が多くなります。
売り手買い手両方の登録数に比例して成約数も多くなる傾向があります。
まずは盛り上がっているサイトに登録しよう!
手数料とサポート体制
かならずチェックしておきたいのは手数料です。
いまは「登録自体は無料」というマッチングサイトがほとんどですが、成約時は成約価額に応じた成果報酬型としているところが多くなりました。
トランビのような買い手月額制はめずらしいね。
また、M&Aにかかるコストは安ければいいというわけではなく、
しっかりとした実績があって信頼できるサイトかどうかも見たほうがいいですね。
あと、M&A経験がない初心者の方は、専門アドバイザーのサポートがついてくれるサイトがいいかもしれません。
僕は全部独学で乗り切りました!^^
まとめ:合同会社を高値で売る「コツ」がある
最後に、じつは合同会社を高値で売るコツはあります。
カンタンに言うと、
- 定量的な価値を計算する
- 定性的な魅力をつたえる
- 売却後のサポートを約束する
この3つを言語化することです。
これができれば、今はたとえ赤字の事業でも価格をつけてで売ることは可能です。
今回記事にしたM&Aマッチングサイトは、気軽に案件を公開できることが利点ですが、
その気軽さゆえに、案件内容の見せ方に工夫をしていないものがとても多いです。
そのため買い手が現れず、何年も放置されている案件がゴロゴロあります。
それはツライな~
僕は、3年間ほとんど売上のない事業でも、こちらの希望価格で買ってもらったことがあります。
合同会社とその事業も「売りもの」であり「商品」です。
買い手に「欲しい!」と思ってもらえるような工夫が必要ですね。
もっとくわしく知りたい人はお気軽にお問い合わせください!
コメント